
お神札のおまつりは、準備できるものから、出来ることから始めましょう。
「おまつりする」とは
お神札(おふだ)は、家の中に「お飾りする」とは言わず、「おまつりする」と言われます。
それは、置いたまま、飾ったままにせず、日々「おまつり」をするからです。
では、お神札を「おまつりする」にはどうしたらよいのでしょう。
そんなに難しいことではありません。家族みんなが毎日挨拶したり、食事をとる、これと同じように接すればいいのです。
朝、顔を洗い、手と口をすすいだ後、食事の前に神饌(しんせん:神様の召し上がり物)をお供えします。手を合わせ、「おはようございます。今日も1日家族みんなが無事に過ごせますように」と、おまいりすれば良いのです。
神様はいつも私たちと共にあって、毎日毎日私たちを見守って下さいます。
お神札と神棚
お神札と神棚の関係について、このように表現されることがあります。
「お神札を神棚に納めることは、人が家に住むことに似ている」と。
人間らしい最低限度の生活は、衣食住が足る事だと言います。
では、お神札をおまつりする際、必ず神棚を設けなければならないのでしょうか。もちろんそれは最良の選択ですが、まずは桐箱に納めたり、白く清らかな袋などに納め、おまつりすることから始めるのも一つの方法でしょう。
お神札をおまつりするとき、神棚を設けるということは、それほど大切なことなのです。
神餞をお供えする
毎日のお供えは、お米・お塩・お水の3品を、毎月1日や家族にとって大切な日などは野菜や果物なども加え彩りを添えても構いません。
季節の初物や、いただき物があったときも、まず神様にお供えしてからいただきましょう。
神様のお下がりをいただくことで、神様のお力をいただく、そんな意味があるのです。
お供えの順序(例)
お参りの作法
神棚のお参りは、毎日の平穏な生活や家族みんなの健康を祈り、感謝することです。
朝のお供えの後、出かける前、帰宅したとき、寝る前など、「おはようございます」「行ってきます」「ただいま」「おやすみなさい」の挨拶にあわせてお参りしましょう。
神棚をお参りする際の作法は、神社でお参りする作法と同じく、「二拝二拍手一拝」です。
- 1.姿勢を正してから、二度深く頭を下げます。
- 2.胸の前で両手をあわせ、二度拍手を打ちお祈りします。
- 3.もう一度深く頭を下げます。
おまつりする場所
お神札は飾っておくのではなく、おまつりするものです。
家族がいつも集まり、毎日、親しみを込めておまつりできる場所を選びます。
神様のお住まいであることを念頭に置いて、家の中の明るく清潔なところに、南向きか東向きに、大人が見上げるくらいの高さに設けます。
お神札の順序
神棚の中に納めるお神札は「大麻(たいま)」と呼ばれ、お願い事のお神札と区別されます。
御祈祷などでお受けした、お願い事のお神札等は、神棚の中ではなく、外におまつりし、又、破魔矢、熊手等の縁起物も同様に外にお飾りします。
さて、神棚の中に大麻を納めるとき、順序があることに注意しましょう。
「一社造」の場合
一番手前に 伊勢の神宮 、その後に 氏神様 、その後に三嶋大社 、その後に 崇敬する神社 、の順番で重ねて納めます。
「三社造」の場合
中央に 伊勢の神宮 、向かって右に 氏神様 、向かって左に 三嶋大社 及び 崇敬神社 、の順番でお神札をお納めします。











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