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本殿

三嶋大社の建造物の中でも、平成12年に重要文化財指定を受けた本殿(ほんでん)・幣殿(へいでん)・拝殿(はいでん)。他に、舞殿(ぶでん)・神門(しんもん)等に、欅(けやき)材を用いた装飾用の優れた彫刻が施されている。

指  定 重要文化財 周囲の彫刻も含む
指定日 平成12年5月25日
時  代 江戸時代末 慶応2年落成(1866)
種  類 本殿を流造りとする複合社殿。奥から本殿・幣殿・拝殿。
総欅素木造り(そうけやきしらきづくり)

解説

嘉永7年(1854)11月4日の東海地震で罹災し、その後再建された社殿。時の神主矢田部盛治の指揮のもと、全国にて再建のための勧進を行い、慶応2年(1866)9月9日、本殿・幣殿・拝殿の落成をみました。境内の主要建造物はこの時全て再建され、明治元年(1868)にかけて随時落成しました。
社殿彫刻は、当代の名工小沢半兵衛・小沢希道親子とその門弟のほか、後藤芳冶良らによるもの。社殿彫刻としては高い完成度と美術的価値をもちます。

※矢田部盛治(やたべもりはる):江戸時代末から明治時代はじめの三嶋大社神主(宮司)。社殿再興の他、大場川の治水工事、祇園原水路の開削など三島地域の開発に尽力した人物。境内には彫刻家澤田晴廣制作による盛治の銅像がある。

※御殿(ごてん):三嶋大社では、本殿・幣殿・拝殿を総じて御殿と称しています。

本殿部分 西側から望む

高さ16メートルに及ぶのは、東海地域の古建築社殿としては最大級。
この本殿と下写真の拝殿を接合する建物部位を幣殿(へいでん)という。

本殿部分

拝殿部分 西側から望む

本殿と幣殿の手前に位置する。祭典などでは参列者が控える場所となる。

拝殿部分

御殿の彫刻

これらの彫刻は、約130年前、現在の社殿造営に当たり、時の神主矢田部式部盛治(やたべしきぶもりはる)が、安政4年(1857)10月16日彫工 後藤芳治良を、安政5年(1858)2月14日彫工小沢半兵衛・同希道を雇い入れ、弟子達と共に従事させた事が、盛治日記に記されている。

「天岩屋戸より出で給ふ図」
「吉備真備 囲碁の図」
「源三位頼政ヌエ退治の図」
「蟇股裏側の彫刻」
「拝殿正面の彫刻」
「手挟の彫刻」
「山幸彦の図(其之一)」
「山幸彦の図(其之二)」
「神功皇后の図」
「養老の滝の図」
「本殿周囲の彫刻」

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